さらば!ツンデレ女医

【第032腸】

勢いよく病院を変えることを決断してしまったものの
近所には、目ぼしい病院はありません。

 

もうこうなったら胃腸科があればどこでもいいや!

薬だけ手に入ればいいという考えになりました。
先のことは考えるのをやめたのです。

 

そしたら1件の病院が頭に浮かぶではありませんか。

 

 

自宅から車で10分ほどで内科、胃腸科がある病院です。
恐縮ですが外観は古く汚れ設備にも不安があるようなところです。

 

薬局がついてるからなんとかなるでしょ!

特に事前に連絡は入れずに直接行くことにします。

でも、その前にツンデレ女医にお世話になった
挨拶をしなくてはなりません。

 

ペンタサ注腸がなくなりそうなので、そろそろ頃合いです。
ツンデレ女医に会いに行くことにします。

 

こんにちは!

 

はい。
こんにちは。

病院は決まりましたか?

 

 

はい。

 

この封筒を病院に渡してください。
今日は、いつもと同じ薬をだしておきます。

それでは、お大事に!

 

はい。
色々とお世話になりました。

ありがとうございました。

 

はい。
お大事に。

あほー

お前には心がないのか!
お客が一人去っていくんだぞ!
ツンデレ女医の応対がわるいから!

少しは感じろってんだぞ。

 

まあいいや!
紹介状的なものは手に入ったから。

 

 

私の将来は、この封筒にかかっている!

 

この頃は、パニック障害と適応障害を患っていたので
人生の中で本当に苦しかった時期です。

人と話したり目が合ったりすることが
ストレスになったのをよく覚えています。

 

車を運転しているときの対向車やルームミラー越しの視線に
恐怖や敵意を勝手に感じてしまい疲労してしまうのです。

 

それは時としてテレビを見ているときにも
感じてしまい、テレビの中で決め顔をしている役者から
敵意を感じテレビに向かって睨んでみたり、急に怖くなったり
していました。

 

いま思うと馬鹿らしく信じれらませんが、
本気でそんなことをしていました。

ツンデレ女医に対する態度も私が変だったんだろうと
冷静になれば思います。
でも先生というものは、それを包み込むような大きな包容力で
心と体を治療してもらいたいと願ってしまうのは悪いことなのでしょうか。

 

大抵の先生は、そんな包容力ありませんので
相手するのが面倒になってしまった時から冷たくされてしまいます。

 

そして先生も先生の前に人であることを理解し
落胆してしまいます。